愛しのシェークスピア(バード・オン・ビーチ)
2009年 07月 06日
我が愛しのシェークスピア。わたしは、ボストンで会計学を学んだのですが、以前は英文学が専攻。シェークスピア文学が主流の学部でした。そういえば、同じクラスにシェークスピアの権威・小田島雄志先生の息子さんがいらっしゃいました。
シェークスピアといえば、この写真が肖像画として、広く知られていますよね。
シェークスピアの生まれた、ストラトフォード・アポン・エイボン。
実は、つい最近、46歳だった頃の(髪がふさふさの)シェークスピアの肖像画が発見されたそうです。肖像画はアイルランドの個人宅(コッブ家)で約400年間保管されていたもの。コッブ家は、シェークスピアの友人だったサザンプトン伯爵と祖先が結婚し、この肖像画を受け継いでいたそうです。まさに、映画の”シェークスピア・イン・ラブ”をホウフツとさせるではないですか!
バンクーバーでは、Bard on the Beach(バード・オン・ザ・ビーチ~シェークスピア・フェスティバル)が、今年で20回目を迎えています。
シェークスピアの演劇を、野外ライブで鑑賞できる恒例イベント。わたしとケンは、毎年行ってます。(といっても、チケットの手配をするのは、私だからね~。家の相方は、そういうアレンジができません。呆)
ステージは、バラード橋脇にある、海に面したバニエ・パーク。野外テントが設置されています。
シートは早いモン勝ちなので、早くから観客が待っています。7時15分に会場があきますが、皆さん6時くらいから待っているんじゃないでしょうか。
日によって午後の部と夜の部がありますが、特に夜の部のは終わり頃には、背景にイングリッシュベイの夜景が見え、感動も倍増。バンクーバーの花火大会の夜は、ディナーを食べながら花火をめでる、と言うチケットも売られていたはず。
今年の演目は「オセロ」「終わりよければすべてよし」「間違いだらけ」「リチャード2世」。わたしたちは、「間違いだらけ」を選びました。
会場でしか買うことのできないグッズも、会場店内で売っています。お店の上には、シェークスピアの肖像。
こういうTシャツ。
愛嬌のある、シェークピア人形。べこ人形みたいに、首が上下に動きます。可愛さのあまり、思わず、買いそうになりました。
シェークスピア関係の本・写真集もいろいろ売られていて、もう一度、いろいろ読んでみたいと思いました。シェークスピアは血が沸きます~。
インターミッションの間に、ワイン・ビール・コーヒー片手に、語り合う観客たち。
こういう広告も、ダウンタウンのパシフィック・センター・モールに飾ってありました。
バンクーバーの夜景&海風&シェークスピアのコンビネーション。是非、一度、お試しあれ~。
<本日のおまけ>
フェデラーが、ウィンブルドン制覇!グランドスラム15個目を獲得して、サンプラスの14個を超えました。最終セットは、16-14まで続いた接戦となりました。フェデラーのことは、限りなく好きです。ラブ、フェデラー~。
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