シアトルオペラの夜(Mary Stuart: ドニゼッティのメアリー・スチュアート)

楓の「もじお」ぶりをお見せしましょう。

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キッチンのスツールの下で、なにやら、もじもじしている様子。

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ずっと、もじもじしておる。

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そのうち、そろそろと、スツールの下から出てきて、キッチンで、どよーんと寝転がっておりました。いったい、なんだったんでしょうか、笑。

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土曜日のシアトル行き、シアトル・オペラのチケットを数ヶ月前から購入していたため、どうしても出かけなければいけなかったのでした。楽しみにしていたのは、”Mary Stuart (メアリー・スチュアート)"。イタリアの作曲家ガエターノ・ドニゼッティのオペラ。悲劇のスコットランド女王、メアリー・スチュアートと、イギリスのエリザベス一世の確執を描いたもの。

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(お写真はお借りしてきました)。

イングランドとスコットランドが宗教や領土をめぐって対立していた16世紀。スコットランドから幼くしてフランスに嫁ぎ、フランス王妃になったメアリー・ステュアートは、王が急逝したため、混乱状態にあったスコットランドに帰国した。一方、イギリスではメアリーの大叔父にあたるヘンリー8世が子供に恵まれなかった王妃を離婚し、愛人のアン・ブーリンと再婚、後にエリザベス1世となる女の子が誕生した。婚外子とされたエリザベスだが、ヘンリー8世が急逝したことから、女王として即位することになる。しかし、正統な王位継承者はメアリーだとする一派が現れ、エリザベスはメアリーに対し強い敵対心と競争心を抱くようになっていくのです。祖国を逃れたメアリーを受け入れながらも19年間も監禁して、二人の間の緊張感が高まっていくのでした。その争いが、最終的に「メアリー処刑」という悲劇で終わることは避けがたいことだったのかもしれません。女王としてフランスで教育を受けたメアリーのプライドは高かったと言われています。彼女の生涯については、こちらを参照

メアリーは、何度も自身の解放を実現しようと試みます。1572年、議会が召集されて、処刑が要求されたのですが、エリザベス一世は、処刑に対して、なかなか「Yes」と言いませんでした。1587年、イングランド国内のカトリック教徒が、スペインと共謀して、メアリ・スチュアートの擁立とエリザベス一世暗殺を企てたそして、反逆罪として斬首されました。

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メアリー・スチュアートは、10年間フランス宮廷で養育されて、カトリック教義も身に着け、美貌に恵まれ、文芸・芸術をはじめとして、数々の語学力に長けた才女であったとされます。

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色白の卵形の顔、赤みがかったブロンドと、晴れやかな美貌、そしておおらかな人柄と豊かな教養、、大変魅力的であった彼女は、数々の恋に生きました。 愛人を抱えながら、生涯独身を貫いて、国政に生きたエリザベス女王とは、あまりに対照的でした。

ちょっと面白いなと思ったのは、数々の宝石を身にまとい、エリザベスカラーといわれるファッションを作り出した、エリザベスのファッションと、メアリの好むファッションはまるで違っていたそうです。メアリは、フランス仕込みのファッションセンスを身に着けていて、「白い王妃」と言われるほど、白を好んで着ていたそうです。白でなくても、赤とか黒とかのシンプルな色に、パールのアクセサリーを組み合わせて、かなりシックだったようです。

イングランドの国王エリザベスとメアリとは、エリザベスの父ヘンリ8世とメアリの祖母がきょうだいという間柄でした。どちらかというと、エリザベスの方が、かなり、メアリのことをライバル意識していたらしい逸話が残ってます。エリザベスは、ロンドンに滞在していたスコットランド大使に、三千着もあった衣装を毎日取り替え見せびらかしたあげく、「メアリと自分のどちらが髪がきれいか」「どちらの肌が白いか」「どちらが美しいか」など、根ほり葉ほり尋ねては、大使を当惑させたという。(ああ、キャットファイトですねえ~)。

このオペラのハイライトは、エリザベスとメアリが会うことになり、お互いの感情を探りあいながら、最後にメアリが、王妃としてのプライドを捨てきれず、エリザベスに屈することができずに、最悪の事態を迎えるところまでを描きます。二人のアリアが、最大の見せ場となっています。

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↑のような、ちょっとおぞましい光景も再現されていました。 「メアリ・スチュアート」のオペラ、プロットもメロディも、とても満足できるものでした。いつか機会があったら、ご覧になってみてくださいね。シアトル・オペラを満喫して、シアトルを出たのが11時くらい。そして、家に着いたら、猫ずが仁王立ちして、玄関で待っていたのでした、笑。

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ニードルスペース。シアトルの顔のひとつ。

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夜桜も、なかなか艶やか。

この次、シアトルに行ったら、足もよくなっていることを期待して、もう少し、観光らしいこともしてみたいです。シアトル・ダウンタウンもしばらく行っていないので、夏ごろになったら、歩き回ってみたいものです。


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Commented by mabo89 at 2016-03-09 17:10
恒例のオペラナイトだったんですね?
何時も夫婦仲良く羨ましい限りです!(笑)
もじおの楓がモジモジしながらも何時もの通り前足を綺麗に
揃えて座ってるへんに育ちの良さが滲み出てますよね?(笑)
私もガサツな様に見られがちですが、実は育ちが・・・(自分で
言うな!ちゅうねん。爆)(だってやったら出来る子や!って
良く言われたって言ってたや・・・)(もう分かったって!爆)

Commented by edress at 2016-03-09 17:14
初めまして。コギーです。シアトルのKING FM放送が盛んにこの公演をPRしていました。
Commented by liebekatzen at 2016-03-10 00:20
今日の楓ちゃん、本当にもじもじしてますね!
でも、またそれも可愛いんだなぁ♪
最後にゴロンとお腹見せのサービスまで(笑)

オペラは最近ご無沙汰だな~。
こうやって見ると、すぐに感化されてしまう私。
行きたくなってきましたよ~。
Commented at 2016-03-11 17:46 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by tamataro1111 at 2016-03-12 06:57
お早うございます。
今朝の横浜は真冬のような寒さです。(泣)
来週は一気ら気温があがるとか。。。 ! ?
ニャンコ (=^・・^=) やっぱり狭い所が好きなようですね、
Commented by Miyanao117 at 2016-03-17 11:17
Maboさん、

いえいえ、私が無理やり、夫を連れて行くので、夫はNoといえません、です、笑。

もじおくん、シャイなんだと思うんです。がタイはいいけど、実は、かなり恥ずかしがりや。

Maboさんのお育ちのよさ、気品の高さは、重々承知しておりまする、大笑。ただ、かくして見せてらっしゃらないだけですよね、ははは。
Commented by Miyanao117 at 2016-03-17 11:18
コギーさん、

はじめましてー。シアトルに住んでらっしゃるのですか?KINGのTV放送は、バンクーバーでも勿論見れます。シアトルオペラって、バンクーバーオペラより、断然質が高いですー。うらやましい。
Commented by Miyanao117 at 2016-03-17 11:21
Liebekatzenさん、

もじお、時々、よくわからないシャイ振りを発揮するんですよ。根本的に図体が大きいので、笑、損しているんだと思います。

オペラ、ヨーロッパだったら、たくさんのすばらしい演奏が聴けそうですね。うらやましいなあ。私がヨーロッパに住んでいたら、毎月、コンサートに通いまくりそうです。
Commented by Miyanao117 at 2016-03-17 11:24
<かぎこめのOさん>

お返事遅れてしまいました。ご無沙汰しています。私事なので、こちらには書けませんが、この2-3年、かなりの激動人生を送らざるを得なくなり、以前のメールは使えなくなっています。人生、本当に何があるかわかりません。Blogなんて、どうでもいいようなくらい、ぶっ飛ぶ人生でした。

私の連絡先、渡してくださって大丈夫ですよ。メルアドとかも、かぎこめで教えてくださったら、私の新しいメルアドもお知らせできます。
Commented by Miyanao117 at 2016-03-17 11:25
多摩太郎さん、

冷え込んでいるんですね。バンクーバーも、一時、10度くらいまで上がったんですけれど、近頃3日くらいは、晴れの日が続くかわり、冷えました。5-6度くらいです。でも、桜は咲いているんですよね。

今日のかえで猫、もじもじしていますよね。
Commented at 2016-03-18 12:44 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by Miyanao117 at 2016-03-22 14:43
<かぎこめのOさん>

メール、しますね。ちょっとバタバタしているので、数日後にでも。
by Miyanao117 | 2016-03-09 15:13 | 日常生活 | Comments(12)

バンクーバーでカナダ人の夫&二匹の猫ボーズと”ドタバタで、愛に溢れた”生活を送っています。兄猫:桃太郎は、2010年12月1日、弟猫:楓は2010年12月6日に我が家の一員になりました。


by Miyanao117
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