バンクーバーオペラの夜(愛の妙薬:Elixir of Love)
2018年 02月 07日
1832年に初演された全2幕からなるコメディ的オペラ。テノールとソプラノの主役カップルにバリトン二人&脇役ソプラノ一人が絡んでいきます(主要オペラシンガーの顔見世興行などに使われることが多いそうです)。シンプルな構成ですが、アリアは難度が高いのではないかな。
純朴な農夫ネモリーノは、村の農場主の娘アディーナに恋をしています。ネモリーノの片思い。アディーナは、ネモリーノを「恋愛対象」とは見てくれていません。「ただの良い人」、よくあるパターンです。そこに、インチキ医者ドゥルカマーラが、「魔法の薬」を売りに村に立ち寄ります。ネモリーノは、軍隊志願をしてまでお金を捻出して、この魔法の薬を買い、恋愛を叶えようと思うのです。この薬、実は「ただの赤ワイン」。ネモリーノが莫大な遺産を手に入れることになり、村中の女子に追いかけられまくることになり、アディーナは心穏やかではありません。最終的に、アディーナは「ネモリーノの純粋な恋心」に気がつきます。二人が結ばれて、ハッピーエンドで、めでたし、めでたし。
にほんブログ村 こちらは、おまけ。
にほんブログ村 地域情報(北アメリカ)ブログランキング